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パーソナルスタイリングEC「DROBE」、ChatGPT活用した商品・コーデ検索「AIスタイリストさん」提供

「DROBE」とはその人に合った商品をスタイリストが提案し、届けてくれるパーソナルスタイリストに依頼するようなサービスで、月額料金はなく、利用ごとにスタイリング料がかかる仕組みとなっております。
実際に届いた商品を家で試着し、気に入ったものだけを購入し、それ以外は送料無料で返送することも可能。

そんな「DROBE」がOpenAIが提供する「ChatGPT」の各種APIと連携し、自然言語でアイテム・コーディネートを検索することができる「AIスタイリストさん」のβ版の提供を開始しました。
「会員数15万人以上の「DROBE」の提案履歴データと、ChatGPTが蓄積してきたデータを掛け合わせて様々な提案を行うことができるようです。

実装内容としてはユーザーからの質問をChatGPTで自然言語処理で解析し、回答を用意し「DROBE」の提案履歴データを元に検索を行うというもの。

この提案履歴データをChatGPTに学習させることで、ユーザーの現在の状況や要望を元に、より適切な商品やコーディネートを提案することができるようです。

これまではスタイリストが1顧客に対して商品を選定するのに時間をとられてしまっていましたが、AIを活用することによって時間短縮の効果が期待できます。ユーザーへのレスもシームレスに行えるため、購入率の向上も期待ができそうです。

また、このサービスを利用する際にユーザーはプロフィールを入力することができ、どのような客層がどのような商品提案を受けているかなどのデータ蓄積にも役立つため、商品開発にも貢献が期待ができそうです。

 

利用は公式LINEを友達追加し、質問形式で文章を送るだけの簡単なもので、ユーザーとしても今まで自分では気づかなかった新たな提案に対しての喜びを感じることができます。
実際にスタイリストさんに提案をしてもらうわけではないので、購入意欲がまだなくても手軽に利用できるのはユーザーにとっても、企業側にとっても嬉しいポイントです。

洋服に自信がなく、どういったものを選んだら良いか悩んで困っている方や、改めて自分に似合う洋服を考えてみたい方などにはいいサービスかもしれませんね。

今後は提案されたアイテム・コーディネートを評価する機能を追加したり、それらを学習データとして活用し、購買履歴や検索履歴を分析して、嗜好や好みをより正確に把握できるようになるとよりパーソナリティを高めていけるかもしれませんね。

また、ユーザーが気になるアイテムを保存したり、シェアできる機能の追加や、アイテムの詳細情報や口コミなどを充実させることでよりサービスが拡大していけそうな気もするので、今後の動向も気になります。

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