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企業・教育機関への生成AI導入を推進 ファッション×生成AIの事業を展開するオムニス社が「OpenFashion GAI Program」の提供開始 ー文化服装学院とワールド社にて8月より開始ー

ファッションと、AIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組む株式会社 オムニス(本社:東京都港区、代表取締役:上田徹、以下オムニス)は、企業、教育機関などに向けて生成AI(=ジェネレーティブAI)技術の導入と活用を推進するための支援プログラム「OpenFashion GAI Program(オープンファッション ジーエーアイ プログラム)」を8月1日より提供開始しました。
支援プログラムの導入先として株式会社ワールドが決定しているほか、文化服装学院では今後の授業でAI技術の取り入れを検討するための前段階として、教員向けセミナーを実施します。

株式会社オムニスは、ファッションと、AIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組んでいます。今年3月にはAIファッションプラットフォーム「OpenFashion」を提供開始し、その中で生成AIとファッションに関する情報をブログなど通して積極的に発信。今年7月にはオムニス代表 上田が国際ファッション専門職大学で生成AIに関する講義にゲスト登壇するなど、活用事例がまだ少ないファッション業界でのGAI導入を推進してきました。

このノウハウを活かして8月1日より企業、教育機関などに向けてGAI導入支援プログラム「OpenFashion GAI Program(オープンファッション ジーエーアイ プログラム以下、GAIプログラム))」を提供開始します。

 

本プログラムはファッション業界における生成AIの事例などを紹介するだけでなく、最終的に生成AIを組織の中に組み込み、活用できるようにするための取り組みです。生成AIの認知から活用できる才能の発掘、また優れた個人の才能を生成AIを通して組織として活用できるよう、コミュニティ形成などを支援。そして生成AIの活用によって、業務効率の大幅な向上と、新しいスキルの獲得を目指します。

現時点では、今年8月より総合ファッションアパレル企業 株式会社ワールドでの提供が決定しています。

 

今の日本におけるGAI導入について

日本におけるGAIの利用率は、ファッション業界だけでなく全体的に見てもアメリカなどの他国と比べると非常に低く、企業や学校の導入は未だにハードルの高い状況にあります。ビジネスにおいて、生成AI「ChatGPT」利用率は米国の51%に対し、日本は7%と44ポイントという大きな差があり、日本での普及には多くの課題が残されている状態です(※)。日本での普及が進まない背景として、生成AIが日々驚異的なスピードで進化し我々にとって無視できない重要な技術トレンドとなっている中で、未だに導入事例が少ないことや、支援できるスキルを持つ人材不足、入力するデータの内容や利用態様によっては法令に違反したり、他者の権利を侵害する可能性があるなど、様々な要因が考えられます。

この利用率の差は経営層の関心度合いも深く関連しており、米国では6割以上の経営層がChatGPTに対して強い関心を持っているのに対し、日本は米国の半分以下という数字も出ています。「OpenFashion GAI Program」では組織の活用レベルと、それに合わせた支援内容を設計し、プログラムを提供することも目的としています。

 

※参考※「日米企業におけるChatGPT利用動向調査」(2023年5月末時点)

https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=580

 

「OpenFashion GAI Program」の提供内容について

オムニス社は日本における生成AI技術の導入と活用を支援するために、主にファッション業界に関わる企業や教育機関に向けて「OpenFashion GAI Program」を開発し、8月1日より提供開始しました。

具体的なプログラム内容には、文章生成AI・画像生成AIによる業務活用事例を紹介するセミナーと、実際に参加者にも生成AIの可能性や利便性を実感してもらうワークショップを提供し、業務効率化、創造的な業務取り組みを追求・実現します。

 

生成AI技術は従来の技術と違い、使い方によって活用の幅に大きな違いが出てしまう技術になっている一方で、適切な活用を学ぶことができれば、企業や教育機関にとって大きなリソースになり得ます。生成AIによって優れた個人をつくるのではなく、生成AIを活かすことで優れた個人の能力を企業全体のスキル・能力・効率の底上げにつなげ、組織内におけるAI活用の浸透を促してまいります。

本プログラムの内容や導入に興味のある方は、リリース下部にある「お問い合わせ」よりご連絡ください。

 

支援プログラムの提供について

提供開始となる8月から株式会社ワールドでのプログラム導入が決定しているほか、文化服装学院では今後の授業でAI技術の取り入れを検討するための前段階として、教員向けセミナーを実施します。

 

文化服装学院では、教員を対象としたセミナーを実施予定です。まずは教員が実際に生成AIに触れ、理解を深め、今後どのように講義に活用していくことができるか考えてまいります。個別の授業を担当する教員と協力しながら学生向けに活用できる方法を検討し、特別講義等々で取り入れていく計画です。

8月に実施する教員向けセミナーでは以下のようなプログラム内容を予定しています。

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・生成AIを使ったファッショデザインプロセス例の紹介

・画像生成AIを活用したデザイン制作ワークショップ

・今後生成AIがどのようにファッション業界へ影響するのか

・教育への活用方法、活用できる人材の育成について

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ワールドではプログラムを通して、組織に生成AIツールを導入し、業務効率の大幅な向上と、新しいスキルの獲得を目指します。

具体的には、まずワールドグループの全社員参加可能なセミナーを開催し、その後プログラム参加応募者を募ります。そして応募いただいた参加者に向けて、計4回のセミナーとワークショップを交えたプログラムを実施するほか、プログラム参加者を対象としたコミュニティの形成も、合わせてサポートする予定となっております。

 

担当者様コメント

【文化服装学院 ファッション流通課程 副グループ長 教授 木本晴美 氏】

ファッション教育においても、AI活用はさまざまな面で活かされてくると確信しております

。デザインクリエーション教育のみならず、ファッション流通教育分野(販売職、スタイリ

スト、バイヤー、プレス、EC関連職)においても今後必須学習することをいち早く取り入れ、授業展開できればと考えております。時代に合った人材教育を目指すことは、まずは教育者を育てることでもあるので、今回のセミナーは教員を刺激するカンフル剤にもなると感じております。

【株式会社ワールド F3 ディレクター 小堺利幸 氏】

ジェネレーティブAIの技術が日々驚異的なスピードで進化している中でそれを、どう日々の業務の中に取り入れていくのかファッションに特化したMaison AIというプラットフォームがその1つの答えになる事を期待して「OpenFashion GAIプログラム」を導入していきたいと考えています。

 

オムニス社コメント

【株式会社オムニス代表取締役 / CEO 上田徹】

「OpenFashion GAI Program」はジェネレーティブAI技術によって、社会の急速な変化に企業や教育機関が適応していく事を目標としています。このプログラムによって、組織が業務の効率化と新しい創造的な活動に取り組む事が出来る様になると思っています。

 

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オムニスでは今後も”ファッションの民主化”を掲げ、AIによって従来のファッション業界のヒエラルキーや制約を超えて、より広範な人々がファッションに関与し、AIを通して自身のスタイルやアイデンティティを自由に表現することができる世界を目指してコミュニティなど表現の場を提供してまいります。

 

本プログラムに興味・関心のある方はぜひ下記「お問い合わせ」からご連絡くださいませ。

 

オムニスお問い合わせ

サービスへのお問い合わせ・ご相談などは下記フォームよりご連絡ください。

https://jp.open-fashion.com/pages/contact

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