ファッション×AIのプロダクト開発に取り組むOpenFashion社がサザビーリーグ社へ生成AIへの理解を目的としたセミナー「生成AIプログラム」を開催
May 13, 2024
株式会社OpenFashion(以下、OpenFashion社)は、ファッションと、生成AIをはじめとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトの開発に取り組んでいます。今年3月にはファッション業界に特化した生成AI活用支援ツール「Maison AI(メゾンエーアイ)」を正式リリース。既にファッション業界を中心とした多くの企業・教育機関に活用いただいているほか、生成AIを活用したファッションコンテストや展示を開催するなど、多岐に渡りファッション業界における生成AIの導入推進を行っています。
この度OpenFashion社は、株式会社サザビーリーグ(以下、サザビーリーグ社)の社内に向けて、生成AIへの理解を深めるためのセミナーを実施しました。
セミナー実施背景
サザビーリーグ社では今回のセミナー実施前より、「AIの活用に興味があるが、どんなことに気をつけたらよいのか?」等の声が社内で挙がっていました。そこで活用するにあたり、まず生成AIでどのようなことができるのか、そしてメリットだけでなく生成AIが持つリスクなども知る必要があるという考えのもと、OpenFashion社によるセミナーの実施に至りました。
セミナー実施内容
オンラインとオフラインで合計約110名の参加申し込みをいただき、社内での注目度が非常に高いテーマとなった本セミナーでは、AI技術の基礎から他社の活用事例、現時点での可能性までを幅広く紹介。社内での生成AIに対する理解促進と実務への応用を見据えた重要なステップとなることを目的に実施しました。
参加者は生成AIの歴史からファッション業界へ与え得る影響などの説明に耳を傾け、特に画像や動画生成AIに関する事例の部分では、紹介されたサービスをリアルタイムで調べるなど、生成AIへの理解を自らさらに深めていく様子も見られました。
セミナー最後の質疑応答では、「データを整理してもらい、必要な部分のみ抽出し分析&レポーティングといったことの具体例を知りたい」など、実務でも活かせることを期待した内容もいただきました。
それに対して上田は生成AIを活用したデータ分析の具体例を紹介しながら、「まだAIも間違える可能性があるので、生成されたものに対して整合性をチェックする必要性がある。ダブルチェックの仕組みも同時に必要になる」と回答。生成AIが急速に進化する中で人間もそれに適応していくと同時に、まだAIでカバーしきれない部分に関しては、人間側で対応策を講じる必要があることを伝えました。
最後に上田は「人とAIが協働する未来はきっと来るし、既に来ている。そんな中で少しでも早くAIに対して理解を深めることはきっと、業務効率化や新しい事業の創出の一助になる」といった話をし、セミナーを締めました。
OpenFashion社ではこれからもAIの利点を活かしながらも、ファッション業界における伝統的な技術や慣習も保ち続けたいと考えています。そして、この2つのバランスを上手く取ることで、最新の効率性と時代を超えた価値が共存する理想的な形の実現を目指してまいります。
OpenFashion社による生成AIセミナーについて
OpenFashion社ではファッション業界の企業を中心に、生成AIに対する理解や導入推進を目的とした講演を積極的に実施しております。実際に生成AIで画像生成を体験するワークショップをはじめ、目的や状況に合った内容で講演を実施することも可能です。
興味のある方はぜひ下記よりお問い合わせくださいませ
問い合わせ先URL:https://jp.open-fashion.com/pages/contact
「TOKYO AI Fashion Week」セミナー動画アーカイブ(無料)
今年3月には「TOKYO AI Fashion Week - 2024 A/W Exhibition」を港区北青山の会場にて実施しました。その際に行ったセミナー「ジェネレーティブAIとファッションの未来 #3」は下記よりアーカイブ動画を無料でご覧いただけます。
「ジェネレーティブAIとファッションの未来」
登壇者:株式会社OpenFashion CEO 上田徹
https://youtu.be/mucxIao4o4E?si=XkktXO8Fl6VzjS6R
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