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3DCG制作:【ZEPETO:10月リリースアイテム】Green Explorer

3DCG制作:【ZEPETO:10月リリースアイテム】Green Explorer

はじめに

こんにちは。

先日新たにアイテムをリリースしましたので、今回のブログではウエアの制作内容について簡単にご紹介できればと思います。

 

アイテムはこちらから ↓

ウエア:Green Explorer(グリーンエクスプローラー

 

アイテムのテーマとデザイン


Futuristic botanist(未来の植物学者)

こちらのウエアは先にコンテストで決まっていたバックに合うデザインの服として社内でコンテストを行い、選ばれたデザインです

 

このアイテムのテーマである「未来の植物学者」は、未来と自然の融合を美しく表現しており、未来のファッションと持続可能性の新たな可能性を提案してくれているようにも感じられます。

※バッグについてのブログも先日公開しておりますので併せてご覧ください

 

デザインについて

これまでリリースしてきたデザインも考慮して、アイテムのバリエーションが出せるように、いくつかアイディアの候補を出して検討を重ねました。

既にあるアイテムとの差別化をするために思い切って丈をショートにし、アクティブな印象のデザインへ変更していきました。

植物との共存が全体としてのテーマでもあったので、切り替えのラインを植物の有機的なラインになるように意識して制作を始めました。

 またひじまわりにあるツタは、生成画像のように違和感なく腕と一体化して見えるようにしたかったので、ウエアの素材と同じものを使用したベルトを追加するなどの工夫をしました。

 

こちらが今回制作したZEPETOモデルになります。

 

今回の制作のポイント


植物の制作方法

パンツの葉っぱと腕から生えているツタはジオメトリーノードと呼ばれるノードベースのモデリングを採用しました。

これにより、ツタの生える方向を指示すればあとはパラメーターで葉っぱの数や向きなどを調整できるので非常に簡単に作成することが可能です。

 

 

左右対称モデリング

今回Blenderにインポートしてきた時点でシンメトリーになるように調整を行いました。この作業を行うことで、モデルの調整作業や後にZEPETOモデルへリサイズを行う際の工数削減につながります。


今回のモデルは中心部分に境目がないつながっているパーツだったので、Cubeのオブジェクトを使い一度ブーリアンで半身を削除し、ミラーモディファイヤーでシンメトリーにしています。

 

ボディの空間のトラブル回避方法

アイテムとしてはパンツの形状ですが、裾が広がっているデザインの為スカートのように足を上げると、アバターが内側まで見えてしまいます。

よくある方法としては、衣装とは別にキャラクターにインナーを着せることがありますが、今回はメッシュを内側に延長させ面を作る方法で作成しました。

これによってどの角度からみても面より先が見えなくなるので、インナーを作成する手間を省く事ができます。

 

またこの方法のメリットとしては、マスクが使える範囲が増えることです。

今回腕の部分にも同様の手法を使うことで、面の位置よりも内側にマスクを適応することができました。

おわりに

今回は新しくリリースしたウエアのアイテムのテーマから制作のポイントについてご紹介しました。

こんな風に作っているんだ~と興味をもっていただけたら嬉しいです。

皆さんもこの新しいアイテムで、是非新しいスタイルを楽しんでみてください。

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