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Maison AI:画像ジェネレート機能でコンテスト画像を生成しよう

Maison AI:画像ジェネレート機能でコンテスト画像を生成しよう

今回の目標

MaisonAIの画像ジェネレート機能を使って、コンテストに応募する画像を生成してみようと思います。また、追加修正の機能を検証していこうと思います。

応募するコンテストは accelerando.Ai 「“ブランドデザインにマッチしたアクセサリー”コンテスト」です。下記のドレスに合いそうなアクセサリーの画像を生成してみたいと思います。

右のグレーの服に合うアクセサリーにすることにして、生成する前にどんなアクセサリーにするかをざっと考えてから取り組みます。

Maison AIでアクセサリーの画像を生成する

①画像生成をする準備

まず、どんなアクセサリー画像にするか考えたことを、要素を分けて明確にしました。
  • 画像のタイプ:モデルが着用している商品写真
  • アクセサリーの種類:ネックレス
  • :ゴールド
  • デザイン:曲線的なライン、大胆、上品なデザイン
  • ライティング:商品を強調
  • 背景:シンプルで洗練

 

②プロンプトについて

Midjorney等の他の生成AIツールで画像生成をされていた人はMaisonAI(StableDiffusion)を使用してみるとまた違った結果になるので戸惑うこともあるかもしれません。ネガティブプロンプトについても、生成してみて「こういうのは出て欲しくないな」と思ったものを追加していくといいと思います。

今回は下記のプロンプトで実行してみました。

 

使用したプロンプト

Model wearing gold necklace, with a bold, round design, styled in a modern fashion, highlighted against a simple, sophisticated background

(日本語:ゴールドのネックレスを着用したモデル、大胆で丸みのあるデザイン、シンプルで洗練された背景)

ネガティブプロンプト(結果に出してほしくないプロンプト)

Watermark, No ugly shapes, avoid poorly balanced compositions, conservative, Too thin model, NSFW, Clothes that are less revealing, blurry image,white of the eye, eyes out of focus.

(日本語:透かしのロゴ、醜い形、バランスの悪い構図を避ける、保守的、痩せすぎのモデル、NSFW、露出の少ない服、ぼやけた画像、白目、ピントが合っていない目)

 ※プロンプトに含まれていなくても、AI側で露出度の高い服などが生成されてると判断された時に、ぼやけた画像(画像下)になる場合があります。そのため「NSFW(Not Safe for Workの略), Clothes that are less revealing, blurry image」を入れています。

ネガティブプロンプトについては、以下でもご確認いただけます。

Maison AI 画像ジェネレートのネガティブプロンプト使い方とおすすめ一覧

以下は初期設定のままにしています。

画像サイズ   1024×1024の正方形  
生成枚数   4

 

③実行してみよう

プロンプト、ネガティブプロンプトを用意して実行した画像がこちらです。洗練された大胆なデザインのゴールドのアクセサリーができました。

 

④追加修正をしてみよう

右から2番目の画像が気に入ったので、こちらをベースにデザインを変更してみたいと思います。マウスオーバーすると、「大きく表示」と「追加修正」のボタンが表示されるので「追加修正」をクリックし、どう変更したいかプロンプトを追加ことができます。

最初にいれた全てのプロンプトではなく、追加したい要素のプロンプトだけを入れます。

現在、追加修正の結果は1枚生成されますが、いずれ複数枚生成できるようになる予定です。

 

彫刻のような形状を追加

追加修正で「sculptural shape (彫刻的な形状)」と追加しました(画像中央)。個性的で素敵な形になりました。

追加修正された画像にさらに「inspiration from plants」と追加修正を行ってみました。植物が流れるような形状になりました。(画像右)

 追加修正を行ったものに、もう一度追加修正を行うと、修正前の形状を引き継ぐ傾向にあるようです。

 

植物のイメージを追加

次に最初に生成された画像に戻って、追加修正を行いました。プロンプトは引き続き「inspiration from plants」としました。円形のピアスが丸い花のような形状になり、植物を感じさせます。(画像中央)

その結果にもう一度追加修正を行い、inspiration from plants」と入力して生成してみたところ、少し緑がかってより植物を感じるデザインになりました。ゴールドの印象が感じられなくなってきましたね。(画像右)

 

パールを追加

もう一度、最初に生成された画像に戻って、「Add a single pearl」と追加しました。ゴールドの円形がパールの球体に変わり、ネックレスにも一粒のパールが生成されました。(画像中央)

さらに「Add a lots of pearl」と追加すると、ネックレスのチェーンの部分が小粒のたくさんのパールになり、イメージが大きく変わりました。(画像右)

 

 星のイメージを追加

最後に元の画像から「Inspired by the shape of star」と追加修正したものがかっこよかったのでこちらをコンテスト用として応募してみます!簡単に合わせてみました。

 

長いプロンプト追加をした場合

あえて3つの要素を追加してみましたが、やはりうまく表現しきれていませんでした。追加プロンプトは少ないほうが良さそうです。

まとめ

  •  AI画像生成は、要素を考えてプロンプトを作ると取り組みやすい。
  • 追加修正は、最初に生成された画像から行うパターンと、追加修正したものにさらに追加修正するパターンがある。
  • プロンプトは簡素、具体的、明確にしたほうが良さそう。
  • ネガティブプロンプトは設定したほうが良さそう。

「 全体的に気に入った構成の画像ができたけど、部分的に変えたい、もう少しバリエーションがみたい」そんな時には追加修正がとても有効だと思いました。

追加修正機能は、部分的に変更するために他のソフトを立ち上げて修正する必要もなく、コツをつかめば好みの画像ができそうです。このブログを参考に試していただけたらうれしいです。

 

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